【映画をみようよ】ゲンと不動明王/ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃<デジタルリマスター版>【超大怪獣大特撮大全集】
オハコンバンニチワ、hadagyです。 今日は2ヶ月ぶりですかね、大阪九条で開催された『超大怪獣大特撮大全集』にお邪魔してきました。 本日のラインナップは『ゲンと不動明王』に『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』。後者はともかく、前者はなかなかスクリーンで観られる機会が無いんではないでしょうか。ジャンル的にもこぼれがちな作品をピックアップしてくれる超大怪獣が本当に好きです。 ゲンと不動明王(1961年・東宝) 先日からAmazonプライムでも配信されてSNSの話題にもあがったりしていましたが、やはり映画館でフィルム上映が至高。 妻に先立たれたセイカン寺の住職(おっちゃん)が後妻(おその)を迎えるところからお話は始まります。貧乏寺の苦しい生活の中でおっちゃんとおそのさんもギスギスしてるし、おそのさんを母として認められないゲンも辛い訳で…全員が少しずつコミュニケーションが足りない、この辺りなかなかシビアに描かれています。 新しい生活、新しい学校にも馴染めない辛い現実から生み出された幻か、三船敏郎演じる不動明王がゲンを叱咤激励します。 この不動明王、ムッチリしてるけどカッコいいんですよね〜。クセのあるアクション?もジワジワきます。不動明王が具現化するシーンはやはり非現実を描く意図からかフィルムに色が加えられているようで、パートカラーのはしりみたいもんでしょうか。 “しょうちゅうや”の娘とバス運転手、浜美枝さんと夏木陽介さんのフレッシュなカップルなのですが、世知辛いストーリーの中にあって一服の清涼剤になっています。おっちゃんとおそのさんに対する対比にも見えますね。 支え合う兄妹二人の伸び伸びとした演技が実に瑞々しくて良かったです。引き出した監督の手腕でしょうか。妹のイズミを演じた坂部尚子さんはウルトラQで悪魔っ子リリーを演じた坂部紀子さんのお姉さん。 クオン寺の住職を演じられた笠智衆さんも存在感ありましたねぇ。 それほど特撮が前面に出る作品ではありませんが、 不動明王に連れられて夜空を飛び回るシーン、リアリティとは別次元でイマジネーションが爆発していて素晴らしかったですね。 画としての完成度が極上に感じました。 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃<4Kデジタルリマスター版(2K上映)>(1969年・東宝) ゴジラ・シアター以来の再登場。当...