【映画】ファンタスティック!SFナイト Vol.3

公開

2018年映画初めはみなみ会館で!
いつもの大怪獣と違って、今日のみなみ会館のオールナイトはファンタスティックSF!

大怪獣とはなんか客層が違うっ!!!騒々しくない!

いや、上映前から前説でドッカンドッカン笑いを取りに来る大怪獣がおかしいのか。(笑)
いささかの物足りなさを感じつつ上映開始。

ファンタスティック・プラネット1973年 フランス・チェコスロヴァキア合作

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製作 サイモン・ダミアーニ、アンドレ・ヴァロ=カヴァグリオーネ
監督 ルネ・ラルー
脚本 ローラン・トポール、ルネ・ラルー、スティーヴ・ヘイズ
撮影 ハポミル・レイタール、ボリス・パロミキン
音楽 アラン・ゴラゲール


巨人族に虐げられる小人族は未来の人類の姿かしらん。内容は、巨人が進化しまくってる『進撃の巨人』的な。(『進撃~』をあまりちゃんと読んでないけど。)
瞑想中のドラーグ(巨人)族がかなりシュールで、伊藤潤二先生の「首吊り気球」を連想したり。

ファンタスティック・プラネットの隅々に徘徊する摩訶不思議クリーチャーが素敵すぎる。
昨年「バベル展」で紹介されていたヒエロニムス・ボスの描くところの不思議動物を彷彿とさせました。

キャラクターでいうと人間側の長老みたいなオババさまがカッコ良かったな~!
新天地への旅立ちを前に息を引き取るところとか、完全に沖田艦長ポジション。

鑑賞しながら色んな作品を連想したけど、逆なんだろうな。
むしろ「ファンタスティック・プラネット」が圧倒的オリジン過ぎて「ファンタスティック~みたい」ってならない気がする。

コングレス未来学会議2013年 イスラエル・フランス合作

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製作 アリ・フォルマン、ラインハルト・ブルンディヒ、ロビン・ライト
監督 アリ・フォルマン
脚本 アリ・フォルマン
撮影 ミハウ・エングレルト
音楽 マックス・リヒター
出演 ロビン・ライト、ハーヴェイ・カイテル、ポール・ジアマッティ、コディ・スミット=マクフィー、ジョン・ハム、ダニー・ヒューストン ほか


女優ロビン・ライトは、大手映画会社・ミラマウントと「俳優の絶頂期の姿をデジタルスキャンし、本人の代わりに出演させる」という契約を結び、芸能界を引退する。
20年後、ミラマウント社は幻覚により誰もが『なりたい自分になれる』新薬を開発。ロビンはその象徴としてミラマウントホテルで行われるパーティ=未来学会議に招待される…

主演のロビン・ライトがロビン・ライト役を演じていてメタっぽいぞ。スキャンの時の演技は圧巻。
後半から現実の世界とアニメの世界がカオスに交錯。混沌とはしてるけど、イコール意味がわからないという事でもないかな。
ただ、ラストシーンはハッピーエンドか判断に迷う……最愛の人に再会出来た喜びはかりそめの夢の中なのである。見る人の捉え方次第だとは思うけど、複雑な気持ち。

中盤、ロビンの問いに対してアニメ世界の住人が返す、『究極的にはすべて気のせいです』って台詞がミョーにツボったです。(結末まで見るとこのセリフも味わい深くなる)もう、世の中の面倒臭いことは『究極的にはすべて気のせい』にしたい(笑)

不思議惑星 キン・ザ・ザ1986年 ソ連

 

監督 ゲオルギー・ダネリヤ
脚本 ゲオルギー・ダネリヤ、レヴァン・ガブリアゼ
撮影 パーヴェル・レベシェフ
音楽 ギヤ・カンチェリ


ソ連の脱力系SF。『クー』『キュー』の会話がクセになるね。

ハプニングで突然別の星に転送されてしまった『おじさん』『ヴァイオリン弾きの青年』の冒険譚。
二人が飛ばされたキン・ザ・ザ星雲は文化も人心も廃退しており、厳しいカースト制度に支配されていました。って描くとなんかハードそうなんだけど、物語はひじょ~にゆる~く描かれいます。

タチの悪いキン・ザ・ザの連中に騙されつづけ、地球に帰るチャンスを棒に振ったりもしますが、それでも最後まで相手を裏切らない主役コンビが素敵。七転び八起きの末に無事に帰った後のラストシーンはちょっとシンミリしちゃいました。

3作とも初めて見た作品で、たくさんの刺激をもらえました。どの作品も1回だけだと味わいつくせない深さがあって(SFの魅力だと思う)、機会があれば繰り返し鑑賞したいと思いました。きっと見返すたびに新しい気付きに出会えるでしょう。

そんな素敵なミニシアター、京都みなみ会館の公式HPはこちら

京都みなみ会館 http://kyoto-minamikaikan.jp/

次回のみなみ会館は「ウルトラ大全集PART-4 ウルトラマンレオ恐怖の円盤生物スペシャル」に参戦予定です!

hadagy

猫大好き!あとは怪獣、読書、映画も好きよ。 趣味はプラモデル作りなんだけど、最近はお仕事が忙しくてあまり作れていないなぁ。 名前の由来は「肌着」から。学生の頃、肌着で寮内をうろついていたらそんなあだ名をつけられたわ。本人も案外気に入っています。

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