【映画】オールナイト上映会 特技監督 川北紘一

公開

金曜日は天王寺にあるアポロシネマで開催された「オールナイト上映会 特技監督 川北紘一」に参加してきました。「ゴジラvsシリーズ」など数多くの東宝特撮を手掛けた川北紘一特技監督のメモリアル上映会。

オープニングは「大森一樹(「vsビオランテ」監督)×清水俊文 『キングコング対ゴジラ』リマスター版を語る」と題したトークショーから。「キングコング対ゴジラ」の4Kデジタルリマスターの経緯が語られ興味深い内容でした。大森監督の「(画質が良くなりすぎて)余計なとこまで見えちゃうんじゃないか」っていうコメントが面白かったです。

プレゼント抽選会では川北紘一特技監督のフィギュアが景品として登場。6万円もするんだぞw

なんと隣のシートの方が当選されて、正直ちょっと羨ましかった(笑)。まぁ、こればかりは完全に日頃の行いですな。善行を行い得を積んでおきましょう。


キングコング対ゴジラ1962年 東宝

製作 田中友幸
監督 本多猪四郎
脚本 関沢新一
特撮監督 円谷英二
音楽 伊福部昭
出演 高島忠夫、佐原健二、藤木悠、有島一郎、田崎潤、平田昭彦、浜美枝、若林映子ほか


上映一発目は川北紘一氏が撮影助手として参加した「キングコング対ゴジラ」から。大森監督述べるところの「一番多くの日本人が見たゴジラ映画」。観客動員数1120万人というから、ざっくり日本人の10人に1人が見たまさに国民的な映画と言えます。

本作はリバイバル上映の際にフィルムが切り詰められてしまっており、長らく全長版が鑑賞できない状態でした。2016年に幻のネガフィルムが発見され、折よく日本映画専門チャンネルの「ゴジラ4Kプロジェクト」もあり、4Kの高画質による完全版の復元作業が成されました。今回の上映会では2K版で上映。

キングコングと切っても切れない大ダコのシーンなど、従来のソフトでは暗くて見づらいシーンもレストア作業により鮮明に。以前のツギハギ全長版だとつなぎ目部分のコマが犠牲になり動きが不自然になる場所がありましたが、デジタル技術により欠損部分を補い、それとわからないようになっています。

全盛期の東宝特撮のエッセンスが凝縮された感じの作品で、キングコングで一発当てよう奮起するタコ宣伝部長が面白すぎですて、今回の上映会でも大爆笑が起きていました。

短編上映

休憩をはさみ、TVシリーズ2本と、川北氏が客員教授として関わった大阪芸大作品の上映。

ウルトラマンA「全滅!ウルトラ5兄弟」

特撮監督としてのデビュー作「ウルトラマンA」より、シリーズ随一の盛り上がりを見せたヒッポリト星人登場回。どうせなら後編を上映すれば良かったのに…と思ったのはここだけの話。

ウルトラマン80「必殺!フォーメーションヤマト」

今回の上映会テーマ的に、見所はスペースマミーの発進シーンか。やはり「80」のミニチュア特撮はTVとしてかなり規格外だと思いますね。巨大感、空気感が素晴らしすぎる。

装甲巨人ガンボット 危うし!あべのハルカス「あべの大決戦」

大阪芸術大学制作作品。こちらは最終回だけの上映だったのでストーリーがよくわからんちんだったけど、雰囲気は90年代の深夜枠特撮ドラマ感あり。鍛えてない自衛官はいかがなものかと思った。

冒頭の抽選会で、hadagyはこのガンボットと別作品のDVDセットが当たりました。

モスラ2 海底の大決戦1997年 東宝

製作 富山省吾
監督 三好邦夫
脚本 末谷真澄
特技監督 川北紘一
音楽 渡辺俊幸
出演 小林恵、山口紗弥加、羽野晶紀、満島ひかり、島田正直、大竹雅樹、奥野敦士、おかやまはじめ、野波麻帆ほか


満島ひかりカワイイな!

「モスラを呼ぶわ」とエリアス姉妹が歌う「モスラの歌」が子守歌効果を発揮して若干寝落ち(AM4:00ぐらいやからな)。気が付いたらモスラが大ピンチでした。

モスラと言えば1回メッタ打ちにされてからの逆転劇。子供たちの勇気とゴーゴの起こした奇跡によりレインボーモスラにパワーアップした後のモスラのチートっぷりが素敵…というかもはや敵怪獣のダガーラが可哀そうなレベル。次作ではタイムスリップして成長前の敵を撃破という反則レベルの荒業を繰り出しますね。

主題歌を歌うFolderが懐かしいな~

ゴジラvsビオランテ1989年 東宝

製作 田中友幸
監督 大森一樹
脚本 大森一樹(原案:小林晋一郎)
特撮監督 川北紘一
音楽 すぎやまこういち
出演 三田村邦彦、田中好子、高嶋政伸、小高恵美、マンジョット・ベディ、峰岸徹、金田龍之介、高橋幸治ほか


座りっぱなしでお尻の痛さも限界を迎えそうになりながらの今回の目玉上映。VSゴジラシリーズでも特に傑作と呼べる作品。権藤のキャラが良すぎですね。

「薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん!」

大迫力の最終決戦をスクリーンの大画面で見れたので大満足。川北特撮と言えば金粉、金粉と言えば川北特撮!金粉特撮ショー!(誤解を招く表現)

お約束的に突っ込まれる「植物なのに疾走するビオランテ」も凄い迫力だったね。このだんじり祭りで山車が迫ってくる感じはアナログ特撮ならでは。「植物が走るなw」とは言われるけれど、それ以前に芦ノ湖から若狭湾までしれっと移動してるからねw(このツッコミももはやお約束か)

発声&応援OK上映とのことでしたが、観客もたいがい疲れ気味だったのか声出してる人はあんまりだったかな。個人的には映画は映画に集中したいので、発声OK上映はイマイチかな…

まとめ&次回予告

そんなこんなで7時間耐久のオールナイト上映も無事にクリアしました。(何度か意識が飛びそうになりましたがw)

主催のドリーム・プラネット・ジャパンさん曰く、今後もこのような企画をしていきたい(「京都のみなみ会館に負けないように」って言ってたなぁw)とのことなので、楽しみにしたいと思います。

来場者には「キングコング対ゴジラ」の特製フィルムしおりが配布されました。結構うれしい。

次回更新は、前回に引き続き食玩「創動 仮面ライダービルド」のレビューPART.2をしたいと思います。10月2日更新予定です。

hadagy

猫大好き!あとは怪獣、読書、映画も好きよ。 趣味はプラモデル作りなんだけど、最近はお仕事が忙しくてあまり作れていないなぁ。 名前の由来は「肌着」から。学生の頃、肌着で寮内をうろついていたらそんなあだ名をつけられたわ。本人も案外気に入っています。

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2件のフィードバック

  1. Curt より:

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