【アートめぐり】驚異と怪異―想像界のいきものたち@国立民族学博物館/EXPO’70パビリオン・太陽の塔 内部観覧@万博記念公園

公開

想像から生まれた異形の世界×人類の進歩と調和

以前より楽しみにしていた国立民族学博物館の特別展「驚異と怪異」展に行ってまいりました!

千里中央駅から10分ぐらい、モノレールにワクワクしつつ万博記念公園へ!

万博記念公園へとつながるエキスポシティの道中、山間から太陽の塔が顔を覗かせて唐突な特撮感。

国立民族学博物館に入るには万博記念公園に入場しないといけないのですが、本日は図らずも「入場料無料デー」!

本当にノーチェックで行ったんで、嬉しかったですねぇ(笑)

家族連れもたくさんいました。

入場するとさっそく出迎えてくれる太陽の塔。
とても気持ちのいい快晴で、スカッとした青空に太陽の塔が映えます。

特別展「驚異と怪異―想像界のいきものたち」

太陽の塔を尻目に進んだ先には「みんぱく」こと国立民族学博物館があります。

こちらも常設展示は無料でした。が、今回のお目当ては特別展示。

古来より人は、自分の手に負えない自然現象や人の目の届かない領域についてその余りある想像力をもって様々な形で表現してきました。

神獣・妖怪・怪獣…
民族学博物館ならではの世界各国から集められた収蔵品をもとに展示したのが特別展「驚異と怪異―想像界のいきものたち」。

第I部 想像界の生物相

展示を見ながら圧倒されるのは、古来の人々の自由奔放な造形。
時にシュールだったり、あるいはため息が出るほど精巧だったりするのだけれど、 感じたまま、想像したままに作り上げられた造形に囲まれてとても心地よかったです。

個人的にはウルトラ怪獣を連想させるような造形も多く見れて、そのルーツなのかと夢想するとムフフってなりました。ウルトラ怪獣の生みの親である成田亨さん自身、古今東西の怪獣をかなり研究されており、その集大成として鬼のモニュメントも制作されていますね。

ちょっと脱線しました。
展示物は基本的に撮影NGでしたが、2カ所だけ撮影OKのスポットが。

撮影スポット1。

中国の龍舞に使われる灯龍。
鯉のぼりに通じる何かを感じたけど、何か関連性はあったりするのかな?

他にも大量の人魚や河童のミイラが展示されて、現在の美女(リトルマーメイド)的な人魚を想像する人にはカルチャーショックなのではないでしょうか(笑)
こういうのは見世物文化の観点から語っても面白そうですね。

撮影スポット2。

サメのご先祖・メガロドンの牙は御覧の通りの大迫力。

規格外の存在は様々な伝説・神話を生み出す格好の材料だったのではないでしょうか。

第II部 想像界の変相

2階フロアは「想像界の変相」と題して、見聞録に記された驚異の生き物たちや、絵物語などが展示されていました。ヴォイニッチ手稿みたいなんがたくさんあって奇書好きな方にもオススメ(笑)

ケイブンシャの怪獣大百科みたいな本も、あと何千年、何万年とか経つとこんな展示物扱いされるのかな…とか?

ブラジルの「紐の文学(コルデル)」と呼ばれる小冊子が大量に展示されていて、木版画によるシュールなイラストと中身が想像つかない題名がツボにはまりました。「豚女と某の結婚」ってなんだよ。これであらすじを妄想して大喜利したら楽しそう(笑)


一番最後に、なぜかファイナルファンタジーに登場するモンスターの紹介がありましたが…
その意図はわからんでもないんですが、ファイナルファンタジーに触れるんなら

怪獣大国・ニッポンが誇る多くの怪獣たちに一切触れられなかったのは残念!(笑)

EXPO’70 パビリオン

太陽の塔の内部観覧まで時間があったので、記念公園内にある「EXPO’70 パビリオン 」も覗いてきました。

こちらも入場無料デーにつき、無料で入場できました。普段は200円なのかな?

外観はEXPO’70当時の鉄鋼館をそのまま利用しているそうです。

EXPO’70にまつわる多くの資料が常設展示されており、ついでに寄ったつもりでしたがしっかり満喫できました。

設計図面や企画資料、入場チケットなど当時の雰囲気を感じ取れる資料がたくさん展示されていました。万博ロゴの清刷りとか見入ってしまいましたね。見る方に夢中だったので 撮影した写真が偏ってるんですが、 また行く機会もあると思うのでその時に。

万博コンパニオンのユニフォームのセンスは今見ても素敵~♪

太陽の塔 内部観覧

いよいよ楽しみにしていた太陽の塔の内部観覧。塔の足元あるスロープを降りていくと入り口が。

基本的には完全予約制ですが、9月中は試験的に(残枠がある場合に限り)当日券の販売も行われているようです。とはいえhadagyが行った時も枠は売り切れていたようなので、しっかり予約しておいた方が無難です。

チケットを受け取り、館内を進んでいく通路には太陽の塔のラフが時系列順に展示されていました。
イメージが行ったり来たりしている過程がとても興味深いですねぇ。

通路の途中にある窓からはすんごいアングルから太陽の塔を覗けます。

さらに奥まで進むと当時の地下展示を彷彿とさせるエリアが。
ここには復元された「地底の太陽」が展示されています。復元に際してはあの海洋堂が原型を作ったそうな。万博愛がスゴイ。

「地底の太陽」以外にも地下展示に展示されていた数々のオブジェが並べられていました。
hadagy的にはこの地下展示あってこそ太陽の塔だと思うので、いつの日にか本来の形で復元されて欲しいですねぇ。

地下展示エリアを抜けるといよいよ太陽の塔の内部です。
ここはもう、四の五の言わずに

生命の樹、ドン!!

う~ん!大迫力!!
生命の樹の迫力もそうですが、壁面の「人人人」状の凹凸がカッコいいなと思いました。
何やら音響効果を狙った形状らしいですが、ガイドさんの説明を聞きそびれた(;^_^A

根元の原生生物ちゃんたちも輝いてる。

撮影が許可されているのはここまででした。
あとはその眼に焼き付けろ的な。

万博当時はエスカレーターだったらしいのですが、現在の安全基準からか階段を昇っていく形になっております。
昇りきるまでに要所要所で立ち止まり、スタッフの方の説明も交えながらじっくり見れるので階段の方が良いかも。(体力に不安な方にはエレベーターも用意されていて親切。)

度肝を抜かれたのが、生命の樹の中腹に鎮座する恐竜たち。
特に巨大なブロントザウルスはどうやってあの位置まで吊り上げて乗せたのか見当もつきません。
一部の補修はされているものの、万博当時からずっとあの場所にいたと思うとなんかスゴイですよ…

生命の樹の頂上付近に座っているゴリラさんはあえて朽ち果てた姿のまま展示されており、半世紀の時の流れを感じさせます。そのゴリラさんの周りだけ1970年の空気をギュッと封じ込めたような…(他にも展示物の名前を示すプレートなど、当時のまま使われていてグッときました。)

最上フロアは太陽の塔の両手の位置に当たります。
両手は本来お祭り広場への出口になっているのですが、当然現在は封鎖されています。
しかしライトアップされた両手の通路はさながら天国への階段。思わず召されてしまいそうな美しさでした。

圧倒されっぱなしのため息交じりに地上へ戻るhadagyたちを大きな大きな太陽の塔が見送ってくれます。

あ、さっきまであの辺りにいたんだな、と。

内部観覧は時間こそあっという間でしたが、いや、濃密な時間だったからこそあっという間だったのかも。念願の内部観覧は満足感と名残惜しさを感じさせながら終了しました。

みんぱくやパビリオンも回ったんだけど、1日では味わいきれない万博記念公園。
また遊びにいきたいなぁ!

エキスポシティのガンダムスクエアも気になるし。

hadagy

猫大好き!あとは怪獣、読書、映画も好きよ。 趣味はプラモデル作りなんだけど、最近はお仕事が忙しくてあまり作れていないなぁ。 名前の由来は「肌着」から。学生の頃、肌着で寮内をうろついていたらそんなあだ名をつけられたわ。本人も案外気に入っています。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください